8月も終わりの頃、ベトナムから急遽日本に帰って、2ヶ月ほど過ごしてきました。
私用で帰ったので費用も全額自腹、書類手続きだけ会社の方でしてもらったという状況でかなりいろいろ把握できたので記録しておこうと思います。心象風景パトラッシュ。疲れた。
これからベトナム入国しようと思う人が手続きする頃にはもう変わってるかもしれませんが、参考までに。
前提
・ホーチミンに戻る
・ワーパミは有る
・TRCは無い(更新直前のタイミングだった)
・ベトナム現地会社に就職している(現地採用)
最新の情報は大使館サイトで。
手続きの流れ
- JAL/ANAホーチミン支店にてチケットを確認、仮でもいいので入国日を決める。
- 会社に下記の諸々の承認を申請してもらう。
- 上記手続きと同時並行で宿をおさえる
- JAL/ANAに上記手続きでもらった書類+Covid19になった場合に会社が費用負担をする意思があるという証明または保険会社の証明を提出(メールでOK)
- 入国ビザを取得
- 出国日の3〜5日前にPCR検査をして陰性証明をとる
- 隔離ホテルまでのバスの確認
- 出国の3日前までにホテルと飛行機のお金を払う
- 出国の24時間前までに健康申告をする
- 飛行機に乗る
1. JAL/ANAホーチミン支店にてチケットを確認、仮でもいいので入国日を決める。
2020年10月現在では日本からベトナムへのフライトがJAL/ANAの特別便しかありません。各旅行会社のホーチミン支店へ連絡すると、チケット取得のための情報や値段、スケジュールについて教えてもらえるので参照してください。
航空券の値段ですが、ANAは1,700USD、JALは1,090USDです。
2. ベトナム各機関から諸々承認をもらう。
この辺は会社のHRがやってくれたので詳細は不明ですが、いつからいつまでいる予定なのかを聞かれます。ビジネスビザなどを取る場合、この申請期間に合わせてのビザになりますので注意してください。
・省・市人民委員会からのビザ発給承認をもらう
・隔離施設の所在地を管轄する省・市政府の隔離指示
・公安省入国管理局からの入国承認
もはやどれがどの書類か全くわかりませんが、結果がweb上で大公開されたりします。
3. 上記手続きと同時並行で宿をおさえる
上記の手続き中、どのホテルに泊まるのかを決める必要があります。ホーチミンには5つくらい隔離ホテルがあり、一番下の値段は14日間で23,800,000VND。一番高くて35,000,000VND。注意すべきは、隔離期間中に実施されるPCR検査の値段が含まれているかどうかです。ホテルによっては入っていないのでご注意ください。私は一番安いところにしました!
ホテルの担当者に連絡して、予約フォームと入国承認のコピーを送ればとりあえず仮予約完了。
ちなみに、6日間短縮は聞いてみましたがまだいろいろ整ってなくて難しいらしい。一人暮らしだし条件は結構いいと思ったのですがね。。
4. JAL/ANAに上記手続きでもらった書類+Covid19になった場合に会社が費用負担をする意思があるという証明または保険会社の証明を提出(メールでOK)
・ビザ発給承認
・隔離指示書
・入国許可書
・Covid19になった場合に会社が費用負担をする意思があるという証明or保険会社の証明
を、出国日の1週間前までに(各会社で違うかも)メールで送付。
5. 入国ビザを取得
飛行機も宿も取れたので、ビザを持っていなければ最寄りのベトナム大使館でビザを発行してもらいます。私はビジネスビザを発給しましたが、(2)の手順で希望滞在期間を1年で出してしまったので1年分のビザでした。2万円くらいした。福岡の大使館では、ビジネスビザの発給は1時間くらいで完了します。証明写真をお忘れなく!
アライバルビザでもOKみたいです。
6. 出国日の3〜5日前にPCR検査をして陰性証明をとる
https://www.vn.emb-japan.go.jp/files/100079173.pdf
↑医療機関一覧
出国日の3〜5日前に日本でPCR検査やってるところで陰性証明書をとります。「発行日が3〜5日前だったら良い」とのことですので、発行までに時間がかかるところなんかは発行日がその期間に入るように調節してください。
これが博多のクリニックで3万3千円。ベトナムは「スワブPCR」というやつで、唾液よりも高い。発行まで2日くらいかかりました。
医者が「鼻に入れて〜、さらに奥までいきま〜す!」って喉のあたりグリグリしてきたので辛かった。。
7. 隔離ホテルまでのバスの確認、航空会社にPCR検査の結果と隔離ホテルまでのバス情報を送付
隔離ホテルまではバスに乗っていく必要があります。ホテルからドライバーの情報をもらえるので、それとPCRの陰性証明書をメールで送付します。
8. 出国の3日前までにホテルと飛行機のお金を払う
クレカまたは振り込みで払います。出費が身にしみる瞬間です。ちなみにドライバーの費用はホテルに払うことになります。
9. 出国の24時間前までに健康申告をする
出国の24時間前までに下記から健康申告をします(日本語もあるよ!)
陰性証明書の写真を送る必要があるのでスキャンか写真を持っておくと良いです。あと、座席番号も書かないといけないので、チェックイン後とかに申請すると良いのではと思います(航空会社からもチェックイン時に案内があります)
申請が終わると、QRコードが表示されるのでスクショしてください。入国したらすぐにこのQRコードと陰性証明書を求められるので、スクショしておかないといろいろもたつきそう。
10. 飛行機に乗る
特に何か特別なことはなく、普通に出国審査して飛行機に乗ります。
11. 入国
飛行機を降りたら、先ほどスクショした健康申告のQRコードと陰性証明書を係りに見せると、QRコードを読み取って、飛行機の席番号や場合によってはホテルなどの情報を聞かれ、名前やどこから来たかが書かれた小さな紙をもらえます。それを持ってイミグレへ。(アライバルビザの人は紙をもらったらビザを申請する模様)
一応ここまでで準備した全ての書類を持っていくように言われますが、実際に見られるのは先ほどもらった小さな紙と、パスポートと搭乗券のみでした。なんかあったら確認されるみたいです。
12. バスでホテルへ
入国し荷物を取ったら、一人一人名前を呼ばれてバスへ乗ります。バスは一人一台の模様(家族は一緒のはず)。
場合によってはかなり待つので、暇つぶしをできるようにしておくと良いと思いました!
13. チェックイン
軽く荷物の消毒をされて、パスポート見せてチェックイン!お疲れ様でした。
ベトナム入国にかかった費用
入国までにかかった費用はこちら。
飛行機
JAL 1090USD = 114,000円
ANA 1700USD = 178,000円
ホテル(ドライバー・PCR・デポジット5,000,000VND込み)
33,800,000VND = 152,000円
PCR検査
33,000円
ビザ
22,000円
合計 321,000円〜385,000円
手続き中は虚しくなるのでお金の勘定しませんでしたが、実際に数字で見ると悲しくなってきました。Macbookも買えたしiPhoneも新しいの買えたな。まあでも猫ちゃんに会う喜びはプライスレスなので大丈夫です。情報頑張ってまとめた私に投げ銭したい人はいつでも教えてください…。
ワーパミ取ってない人や家族滞在、またハノイだとまた違う手続きになると思いますし、この手順も多分1ヶ月後にはもっと簡略化されてたり隔離短縮されてる可能性が高いので、最新の情報は在ベトナム日本大使館へ!