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ベトナムが「全国規模の社会隔離」に入るまでの経過をまとめてみた

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先々月平和にアクセサリー作っていたのが嘘のように、COVID-19が猛威を振るって全世界を混乱に陥れています。

 

私のいるベトナムも例外ではなく、2020年4月4日現在の感染者数233人(うち75人治癒)ですが、フック首相は全国規模での流行を宣言、「全国規模の社会隔離」を宣言しました。

あれよあれよと言う間に情勢がどんどん変わっていくので、新型コロナが流行りだしてからベトナムがどんな政策をとってきたかを振り返りつつ記録を残しておこうと思います。基本は在ベトナム日本大使館のニュースなどをもとに書いてますが、日付は前後しているかもしれません。

 

2020年1月

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1月はベトナム旧正月であるテト休暇で、このころは全然制限もなく私もドイツとジョージアに行ってました。1月23日〜1月29日ですね。ちなみに、ジョージアでは中国人っぽい人だけ別室に通されていたのを見ました。この人たちが新型コロナ関連で呼ばれたのかはわからないですが、多分この時すでに武漢からの渡航者などは制限がかかっていたはずです。

 

1月23日

ベトナムの最初の患者は2020年1月23日に確認された武漢から来た親子。中国籍で、ニャチャンなどを旅行した情報が発表されました。

1月24日

24日には、武漢とベトナムを結ぶ便のキャンセルを指示。

 

この時、ベトナム人の友達のルームメイトがニャチャンに同時期に旅行していたらしく、ルームメイトと友達どちらにも公安から電話がかかって来たそうです。

ちなみにベトナムは発症者をF0、濃厚接触者をF1、濃厚接触者との濃厚接触者をF2としています。

 

1月30日

1月の発症者はほとんどが武漢から入って来た人でした。日系企業武漢の工場から帰国したベトナム人も発症してましたね。

1月30日の時点では、まだ隔離措置を取っておらず下記の対応に留まっています。

中国湖北省武漢市から帰国した人,又は武漢市の新型肺炎患者と濃厚に接触した人で,14日以内に発熱,咳,息切れの等の症状を示したら至急相談・検査・治療のために最寄りの医療施設を受診する。

帰って来た時は結構ニュースで見ることも増えて来て、テト中にあれこれ飛行機に乗りまくっていた私も若干ドキドキしてました。

ちなみに学校の休校はすでに決定されていて、当初の予定では2月末くらいまでだったかな。子どもたちは旧正月休みが延びた!くらいの気持ちだったと思います。

1月31日

1月31日、ベトナム最初の発症者と接触のあったホテルの受付スタッフが陽性、また武漢で乗り換えをした米国籍の男性がホーチミンにて陽性が確認されました。

そして下記の中国ブロックが発動(台湾・香港も巻き込まれる)

○全ての中国の感染地域を結ぶフライト運行を,首相が特別に決定するものを例外として一時的に停止する。
○中国に過去2週間滞在していた中国人を含む外国人旅行者への観光ビザ発給を一時的に停止する。

最初の患者を確認してから、約1週間で中国をブロック。早い。
同時に、祭典の中止などを要請していて、これによってイベントがガンガン中止されました。

2020年2月

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2月に行った美術館前にいた犬

 

日本では、2月1日ごろに中華人民共和国湖北省からの人を拒否し始めたみたいです。

2月4日

ベトナム文化スポーツ観光省は、全ての祭典、観光スポットなど人が密集する場所を閉鎖するように通達。

 

2月5日

ベトナム外務省が、過去14日以内に中国への渡航・滞在歴のある外国人への入国拒否を発表

○中国において感染が確認されている各省・都市に滞在する外国人に対し,旅行,就労,留学,親族訪問等目的でのベトナム入国を一時的に拒否する。

○中国以外からベトナムに入国する外国人が,ベトナム入国前14日以内に中国に渡航・滞在歴がある場合,一時的に入国を拒否する対象とする。

○外交・公用の目的でベトナムに入国する外国人は,入国地点で医療検査を受け,入国条件を満した場合に限り入国可能とする。

これにより、中国乗り換えなどにより慎重になる必要が出て来ました。

このあたりから公安は、昨年12月以降に中国に滞在歴のある外国人の洗い出しを始めているようで、日本人の友人も数人「公安から連絡が来た」と言ってました。

2月11日 


2月11日時点でベトナムでの新型コロナ感染者は計15名(うち6名は治癒) になりました。
ベトナム政府は自宅隔離ガイドラインなるものを出し、感染の疑いがある人や中国行ったやつは家にいろと通達。

 

2月13日

新型コロナ陽性者が6人出ていたビンフック省ソンロイ村の20日間の隔離措置が決定。村ごと閉鎖されました。

 

2月23日

ベトナムは2月14日以降新規患者なしで、陽性患者16人のうち15人が治癒の状態。

一方日本で患者が出だしたということで、このあたりからベトナム政府が日本に対する措置を講じ始めます。

市内各地域の公安に対して外国人,特に中国人,韓国人,日本人,シンガポール人に対する管理を強化するように指示。

 

2月26日

ベトナム国内の患者が全員治癒!
ニュースでは、退院する患者に対してお花を送る姿などが報道されていましたが、ついに全員完治となりました。これで患者は0です。

このあたりから韓国、日本、イタリア、イランが患者数を増やしていたので、「日本人も入国禁止になるのでは?」と囁かれるように。日本に帰ったらベトナムに戻れるかわからない、という瀬戸際でもはや帰国がチキンレースみたいな感じになって来ました。

フック首相は下記のように言ってます。

韓国,日本,イタリア,イランをはじめとする世界各国ではCOVID-19の感染拡大が予測不可能かつ複雑に推移している。

ただし韓国は大邱を中心に感染拡大していたため、ベトナムも韓国の大邱の入国禁止を発表。

韓国人観光客がダナンに着いたものの病院での隔離措置を求められて、そしてそれを拒否して4つ星ホテルでの隔離措置にアップグレード、それすらも拒否して帰国、というが記憶に新しいですね。

www.viet-jo.com

 

この観光客が「パンが美味しくなかった」と発言したとかしないとかで「いいや、ベトナムバインミー(サンドイッチ)は超絶美味しい!!」というポストがFBによくされてました。

 

2月29日

 韓国・イラン・イタリアからの入国者への隔離措置発動。

韓国に関してはビザ免除も停止。韓国人がベトナムに多いのと、爆発的に広がっていた時だったのでかなり厳しい措置になりました。野戦病院に隔離されるのが嫌すぎる。

日本は管理対象ではあったものの、隔離措置から外されていたので、「日本の措置忘れてない?」って思ってました。(ただ、今データ見てると日本人も韓国人もベトナムでは一人も発症していません)

 

2020年3月

 

3月6日

ベトナムでは新規患者が出ずに3月へ突入しました。

ただし世界では感染が広がっているということで、全ての入国者に対して医療申告義務が発生しました。オンラインか紙で提出してね!とのこと。

また、韓国・ベトナム間の飛行機は停止されることになりました。

3月7日

ハノイで、17人目の感染者が確認されました。

ロンドン帰りの女性で、イタリア、フランスにも渡航したとのこと。入国審査にて虚偽申請を行なったとのことで大バッシングを受けました(パスポートを2枚持っていて、イタリア入国スタンプがないものを提出したとか)。この人がご令嬢だったこともあり、芸能人などの接触者が多かったらしい。彼女の叔母や専属運転手にも感染が確認されました。

何が怖いって、このニュースが入って来たのが22時ごろで、次の日の朝、会社のスタッフから同じ便に乗っていた人の名前、住所などが載ったリストが送られて来たこと。情報の透明性が高すぎん?


この17人目と同じ便に乗っていた人などの陽性が確認され、ベトナムは再度感染に対する策を厳しくしていく必要が出て来ました。なんと、ビジネスクラス21人中15人感染とのこと。脅威。

www.viet-jo.com

 

3月9日

9日時点の陽性事例は計31名(うち16人治癒)、つまり15人の新規感染が確認されました。
この時はヨーロッパも広がって来た時期だったので、17人目のせいではなく遅かれ早かれヨーロッパからの入国者が広げる結果になったと思います。

ハイフォン市がどこよりも先にイタリア、イラン、日本からの入国者等に隔離を行うとしました。

 

日本ではイタリア、イラン、中国、韓国の限定した地域に滞在した外国人に限って入国禁止しています。

 

3月13日

陽性者は増え続け、累計45人(うち16人治癒)。

ダナンでは先駆けてヨーロッパからの入国者を隔離対象にしました。

ダナン市当局によれば,ダナン市では,3月12日(午前0時)以降,過去14日以内に欧州8か国(デンマークノルウェーフィンランドスウェーデン,英国,ドイツ,フランス,スペイン)に滞在歴がある者が入国する場合には,査証保持者や査証免除対象者であっても,帰国するか入国後に14日間の隔離を受け入れるかを選択しなければならない,という措置が取られています。

ダナンのPizza 4Psに立ち寄った欧米人が陽性だったとかで、お店も営業自粛したりしてましたね。。

 

このあたりで会社がテスト的に週1回のWFH(在宅勤務)を許可し始めました。
私の住んでいたところが外国人多めのコンドだったので、自分がもらって職場でうつす可能性が高いなと思い、なるべく早めに常時在宅勤務になるようHRへ要請。



3月15日

陽性事例は計53名(うち16名は治癒)のこの日、ヨーロッパからベトナムへの入国停止が発表されました

3月15日12時(正午)以降,ベトナムへの一時入国が停止される「外国人」(シェンゲン領域の各国もしくは英国から来た又は過去14日以内にそれらの国を通過したことのある外国人)は,「観光客」であるとしており,「観光客」には留学生や親族訪問者が含まれるとのことです。また,同措置の適用期間は「3月15日12時(正午)から30日間」とされており,4月14日までとなります。詳細は以下2をご確認下さい。昨日,当館からお知らせした内容と異なっていますので,ベトナムへの渡航に当たっては,十分ご注意下さい。

運悪くヨーロッパに一時帰国してしまった人はベトナムに戻れないことに。
日本忘れてない?いいの?という気持ちが拭えなかったのを覚えています。ただ、ハノイの方では日本人も自宅隔離勧告が出たり出なかったり。

 

この辺で、ホーチミン、フーコック旅行してたラトビア人(スペインから入国)が発症したため、フーコック島に外国人が入れなくなり、私のフーコック旅行がキャンセルとなりました。ナイトマーケットなども閉めたそうなので、中止にして正解だったけど悲しい。

 

そして、15日から娯楽施設が閉鎖。

バー、カラオケ、マッサージなどは閉鎖されましたが、、レストランなどは営業OK。

ちなみにこの措置が取られる前夜に外国人街である2区のバーでパーティが開催され、そこにいたイギリス人男性が陽性。クラスターが発生してしまいました。この影響で外国人が多く住むコンドも棟ごと封鎖が相次いでいます。

3月17日

感染者は増え続け、陽性者計61名(うち16名は治癒)。ほぼ鎖国決定。

全ての外国人・在外ベトナム人を震撼させた決定がこちら。

www.vn.emb-japan.go.jp

ベトナムパスポートを保有している者も,日本からベトナムに入る際には,陰性であることの証明書が必要。」

無理じゃん、そんなのもらえるとこないじゃん…ということで、これは事実上の鎖国措置だろうとなりました。それでも発表されたばかりの時は医療申告出せば入国できたとかなんとか。
ただ入国しても恐ろしく環境の悪そうな(ベトナム政府は「快適」と宣伝している)隔離施設での14日間が待っているので、ベトナム入国予定があった人はみんなここで諦めたと思います。

ベトナム人すらも受け付けないとしたベトナム政府の強硬な姿勢はもはやすごい。これが3月17日に出されて3月18日0時から発動というスピード感。

 

3月19日

ベトナム航空が全ての国際便を運休。日本に帰る便はJALANAのみになり価格高騰。チケット争奪戦が始まった模様でした。

私もこのあたりで日本に帰ることを検討しましたが、日本での隔離措置が自主隔離しかないこと、公共交通機関を使わないようにと言われているが、自家用車などが用意できない場合の代替案もないことから諦めました。隔離施設(自宅等を想定)ってなんやねん。

東京の空港からどっかしらまで車をチャーターしてホテルに14日間ステイ、にお金がかかりすぎるし東京での感染リスクも高かったのでやめにして、ベトナムステイを決め込む。

3月21日

新型コロナウイルスの陽性事例は計94名(うち17名は治癒)。100人に近づいてきました。

マンションのカードキーが無効にされていたのでレセプションに行ったら、14日以内に滞在した国があるか、慢性持病があるか、などの医療申告書を書かされました。私のコンド棟内でのマスク着用義務や、検温義務も始まりました。

 

また、ベトナム政府が日本に対する査証免除措置を停止。ビザ発給も停止しているので、外交や医療関係以外の日本人は来れなくなりました。

そしてさらに、ベトナム人、外国人関係なくベトナムへの入国者全員に隔離措置が発動。

www.vn.emb-japan.go.jp

 

この辺からドッカンドッカンと派手な措置が取られるようになったので、もはや何が何だかでした。

 

3月21日

全外国人の入国禁止が正式に決定。

ベトナム政府は3月22日より,すべての外国人の入国を停止する旨,決定した

 つまり、陰性証明があってもダメ。諦めろ、ということです。

日本に一時帰国したクライアントさんがベトナムに戻ってこれなくなってしまいました。。


ちなみにこの辺で、私のコンドにも感染疑いや危険地域からの入国者で自宅隔離になった人が出てきて、コンドから毎日「自宅隔離者リスト」が送られてくるように…。部屋番号、性別、人数、原因、自宅隔離期間などの情報が毎日送られてきます。

3月22日

国内移動にも医療申告が必要になりました。

国内でもガチめに移動制限をかけだした頃ですね。

 

3月24日〜3月25日

陽性者は累計134名(17名は治癒)。
3月8日以降に入国した外国人の調査が始まりました。
駆け込み入国者も含め、直近で入国した外国人を全員調査するようになりました。Twitter上でも、隔離施設での隔離措置が決定される前に入国した日本人が自宅隔離を言い渡されるなどの光景が見られました。

 

前述したバーでのクラスターにより、外国人が多く住むコンドが封鎖されだしたのもこの頃。私の友達もマンションロックダウンの憂き目に遭い、「#bestlockdown」というハッシュタグとともにロックダウンを楽しむ方法を投稿していました。ポジティブ〜。この辺で私も外国人多めのところに住んでいて不安だったので、全日在宅勤務にしてもらいました。

不要不急のサービス業(マッサージ、映画、カラオケ、バーなど)の営業停止措置。(今までもそうじゃなかった?)

また、30席以上のレストランの営業停止(午後4時に発表して6時に実施!)。
席を減らして営業するレストランが出始めました。

テイクアウトはOKなので、テイクアウトに切り替えるお店も。
美容室やジム、スパなども停止となり、私もジムに行けなくなったのでオンラインレッスンに切り替えました。
 

いつのまにかベトナムのお米輸出も停止。食料確保の観点から。

 

3月26日〜27日

この時点で、陽性者は累計計153名(うち17名は治癒)。増え続ける患者に対しここで制圧しないといけないと、ベトナム政府は外出の最大限の制限を発表。

(1)3月25日に開催されたCOVID-19対策国家指導委員会会合において,ダム副首相は,国民に対して,特に以下について留意するよう求めたとのことです。
ア 外出を最大限制限し,真に必要なときのみ外出する。
イ 外出せざるを得ない場合,マスクを常に着用し,他人と接触する際にはできるだけ2メートルの間隔をあける。
(2)3月26日に開催されたCOVID-19政府常務委員会において,フック首相は以下を述べたとのことです。これらの措置は,3月28日0時(深夜)から数週間実施し,延長も検討するとのことです。
ア 20名以上が集まる会議・イベント等の開催を中止する。
イ ハノイ市,ホーチミン市,ハイフォン市,カントー市,ダナン市において,食料,薬品,医療サービスを除き,全ての各種サービスの商店等を閉店する。
ウ 交通運輸省は,2大都市(ハノイホーチミン)を出発する,各地行きの航空便を制限する。
エ 事務所ビル,学校,病院等の周辺で10人以上集まることを禁止する。
オ 人々は移動を少なくし,オンラインや他の適切な勤務様式に変えていく必要がある。

 

この発表により「ロックダウンか!?」とみんな大騒ぎになり食料を買い込んだりしましたが、政府は「ロックダウンではない」とし、ロックダウンだとFBにポストした人を罰したりしました。ロックダウンの定義がもはやわからない。

4月15日までの間としていますが、まあ伸びるだろうな・・・という感じ。

www.vn.emb-japan.go.jp

 

フック首相からのメッセージがSMSがきました。頑張ろう。

一人の国民は感染症を防止する一人の兵士である
 首相は,人々に安心して冷静に行動し,感染症の防止と抑止策を信頼し,引続き支援するよう要請し,全ての国民は感染症を予防し,戦う兵士となり,力を合わせ,国民全体で感染症を退けることを呼びかける。まずは,高齢者や基礎疾患を持つ患者をはじめとする全ての人が集会を行わないという措置を厳格に履行し,必要な場合に限り外出し,頻繁に手を洗い,公共の場所でマスクを着用し,健康向上・健康維持に心がけし,緊急で必要な場合を除き医療機関へのアクセスを制限し,当局の勧告を十分に実施することを指示する。
 政府はベトナム祖国戦線と各種組織,団体に対し,地方行政当局と連携し,人々が自主的に感染症予防措置を遵守するよう動員し,各種組織,企業,人民が感染症対策のために寄付するよう引き続き動員することを要請する。
 ホーチミン共産青年団中央委員会に,ボランティアの役割を引き続き発揮し,あらゆるレベルの行政機関と人々が実施する感染症対策を積極的に志願して支援するよう指示することを要請する。
 感染症防止に決然たる取組を実施することに加え,各省庁,各レベルにおいて,生産,経営の困難を迅速に解決するための有効的かつ具体的対策を集中して徹底的に実施することを要請する。

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最後の晩餐や、、ってファンビッチャンでご飯たべた帰りにいた猫

 

3月28日

全レストランも閉まる。

30人以下にするなど工夫していたものの、閉鎖命令が出てしまったので仕方がない。
ベトナムはデリバリーが発達しているので、デリバリーで乗り切ることはできそうです。
日本食料理店も軒並みデリバリーやテイクアウトでの営業となりました。

弊社は週明けから全員在宅に切り替え。(今までは環境が整っている人だけ在宅だった)

 

3月31日

「2020年4月1日0時から15日間、全国規模の社会隔離を実施する」との通達。

実施まであと数時間ですけど?という時に急に発表されたので、混乱しました。
社会隔離とは?

 

概要は下記です。

(1)全ての国民は自宅に待機する。
(2)(a)食料、食品、薬品の調達や救急の目的、(b)必需品、必需サービスを生産・提供する企業・工場で働く目的、及び(c)その他の緊急の場合等、本当に必要な場合に限って外出するよう求める。
(3)接触する際2メートル以上の間隔を保つ。会社、学校、病院の外部や公共の場所において3人以上で集まらない。
(4)企業、生産事業所、商品・サービス提供事業所の長は,それぞれにおいて,感染症対策の実施、従業員の健康・安全の確保に責任を持つ。
2.交通運輸省、各省市の人民委員会は,原則として公共交通手段による旅客運搬を停止する。
3.2020年4月1日0時(深夜)から,ラオスカンボジア国境を往来するメインゲート,サブゲートを一時停止する。 

 

 基本的には各国で取られているロックダウン措置と似たようなものかなと思います。ただ、外出禁止ではないので、マスクつけてウロウロするぶんには構いません。
工場なども稼働していますし、仕事もお家でしてますし、Grabフードは止まらなかったし(ダナンは停止)、普通に家にいる時間が長くて旅行ができないだけで日常生活に問題はないです。

ただ、車を使ったタクシーが止まってしまったので、通勤や買い物などでタクシー使う人は相当不便だろうなと。。幸いバイクタクシーはホーチミンではまだ生きてるので移動はできます。ダナン・ハノイバイクタクシーも止まったのかな。

昨日時点で陽性233人(うち75人治癒)。あと2週間で封じ込められるのか、、

 

ベトナムは安全なのか? 

この頃は日本政府の対応を見ていて、ベトナムの方が封じ込めはしっかりできそうだぞ、と思ったりします。ホームレスへの対応などもしていますし、治安悪化のリスクも少なそうです。
ただ、隔離・検査をしすぎて医療崩壊は早そうな感じもしています。隔離施設がもう足りてないとのこと…。
もともと医療体制は貧弱なので、崩壊までが非常に早いだろうなという懸念はあり。

それでも今は、感染者が全て追えているという状況なので安心できています。

今のところ出ている患者はほぼ海外からの帰国者、バーのクラスター、病院内での感染にとどまっています。ただ、2週間経ってみないと本当に市中感染が起こっていないのかはわかりません。

今が感染拡大を防ぐ「ゴールデンタイム」であることを国民が意識して行動しているという実感は確実にあります。毎日のように保健局(?)からSMSが来るし、嫌でも意識しないといけない状態です。
ベトナムはかなり強い権力を使って人々の行動を制限していますが、必要な措置であることを国民は理解しているように見えます。

 

日本にはしばらく帰られないと思いますが、自分ができることをやっていくしかないという感じです。健康に家で過ごします!日本食レストランは本当に潰れて欲しくないので、なるべくデリバリして散財して支えたいと思います。