しんちゃお!ドイツ語を一つも覚えずに行ってしまったドイツ旅行の2日目について書きます。ベルリン市内旅行です。
その前に
ベルリンでSIMはいるのか?
個人的にネットがないと全く落ち着かないタイプなので、ベルリンでもSIMカードを買うつもりでいたのですが…テロ対策などで、ドイツで観光客がSIMカードを買うのは面倒という記事を見つけました。
それでも買うつもりでいたのですが、結局日曜日で買えず、そのまま観光しているうちにカフェや街中に結構WiFiがあったので、まあSIMカードはいいかなという気持ちになり、SIMカードを買っていません。
行ったことがない国でSIMカード買わなかったのは初めてかもしれませんが、まあなんとか…でもやっぱり乗り換えとかが調べられなくて不便だった。
SIM入れてなくても、GoogleマップのGPSは何故か使えるので、自分がどこにいるかは常にわかります。乗り換えが調べられないのは不便でしたが、ベリルン中央駅など大きめの駅ではWiFiが通ってます。
安全を考えても常に連絡取れた方がいいので日本からWiFiを持っていくか、現地で買うのをお勧めしたいですが、まあちょこちょこカフェとか無料Wi-Fi繋げばSIMカード無くても大丈夫でした。
ドイツ式朝ごはん、コールドプレートを食す
前日20時に寝たので、朝6時ごろに目が覚めてぼーーっとしつつ予定を立てる。
どうもベルリンの朝は8時か9時ごろから始まるらしいです。ホーチミンの朝6時にはもう街が活発な感じから比べると遅いなと感じますが、まあ冬のベルリンの8時台は外暗いもんね。
ドイツのご飯を食べたくて、Googleレビューで良さげだったこちらのカフェへ。
ホテルから歩いて10分くらいかな。
カフェは8時オープンです。店内もおしゃれ!
朝ごはんセットと、アメリカーノを注文。
ドドーーーン
いや、量。
これが噂のコールドプレート。ヘルシーに見えますが、量がやばい。1人分ではない。
まあ量が多いであろうことも予測はしていたのでなんとか食べる。
チーズが美味しい…ハムも最高…ドイツパンらしいかっったいパンと一緒に食べます。奥のスライスパンはやわ目で美味しかったです!
ていうかドイツのパンこれだけ硬かったら、ドイツ人が日本来て菓子パンとか食べたら「ケーキか?」ってなるんじゃないですか?
このバリカタパンに比べたら、日本のパンなんて、おかゆみたいな柔らかさじゃん。
かたいけど美味しいドイツパン。でも一口食べるごとに胃にガツンと物が入った感があり、あまり量食べられないですね…。
BERLIN_THEKE
営業時間:8時00分~17時00分
住所:Oranienburger Str. 51, 10117 Berlin
チェックポイント・チャーリー
朝ごはんを食べたあと、チェックポイント・チャーリーへ。
カフェから電車のUバーンが近かったので初めて使うことに。
ウェルカムカードがあったので使いませんでしたがチケットはホームで買う方式みたいです。
ウェルカムカードの刻印もホームでできますね。
チェックポイント・チャーリー。
分断時代に、西東を行き来するために作られました。
今は壁もなくなり、写真撮影スポットに。
周りにはミュージアムやお土産屋さんが並んでいるので、散策するのに良い場所です。
チェックポイントチャーリーから北上すると、しばらく歩くとベルリンの壁。「ベルリンの壁」と言いますがベルリンの壁ミュージアムあたりよりもめちゃくちゃ地味で、わたしは見逃しました。どこだったの?と思っていたのですが、ポツダム広場あたりから壁があった場所、ライン?が残っています。
本当はこの日マルティン・グロピウス・バウという現代美術館に行きたかったのですが、月曜日はお休み、火曜も空いてるかわからんとのこと。不定期かよ。
月曜日は美術館お休みのところ多いみたいです。お気をつけて。
さらに行くとポツダム広場です。ベルリンの壁の一部が残っています。
充実のスパイミュージアム
とりあえず行きたかったスパイミュージアムへ。10時オープン、ウェルカムカードの割引が効きます。
スパイミュージアム、もう入り口の入り方から凝っててすーごい面白かった。
ドイツだけでなくて、いろいろな国のスパイについて知ることができます。
体験型の展示が多いのも楽しい!
例えば、モールス信号を打ってみようとか、暗号を解いてみようとか。
この真っ白のスクリーン、
虫眼鏡で見ると文字や絵が…!写真じゃ見えない。
1人で行っても十分楽しめます!
それにしても知らない世界すぎて、かなり刺激的でした。
手袋と銃が一体になっている武器とか
このリップスティック型ピストルとか
ブラにカメラ隠したりもしていたそうな。
ハニートラップコーナーもあったりして、お子様には刺激的すぎんか?みたいな展示もありましたが、みんな普通に楽しんでましたね。
あとちょいちょいコスプレコーナーがありました。
基本的には時代を追って解説していて、スパイ映画特集もあったりして、あとレーザーを突破しろ!という体験型ゲームも。やりたかったああ…。
展示の最後は現代。
このスパイになるためのインタビューを受けてみましたが、英語で難問をふっかけられる(女性が3人同時に喋っている中から情報を拾うとか)ので全く解けず、「向いていない」と判断されました。
ビッグデータの話もあり、IoTの話もあり、フィクションの話では無くて、いつどこでスパイと関わることになるのかわからないなと思わせる展示。子供たちもふれるであろう題材を扱って現代にきっちり繋げてくるのがすばらしいなー。
スパイミュージアム
営業時間: 10時00分~20時00分
住所: Leipziger Pl. 9, 10117 Berlin
ソニープラザ映画ミュージアム
スパイミュージアムが思いのほか充実していてかなり体力を使ったため、ソニープラザへ移動してスタバ休憩。
社会科見学的な子供たちもたくさんスタバに来ていて、先生たちとも仲良さげに話していてなんか良いなと思った。
自分の社会科見学、地べたに体育座りして話聞くだけだった思い出が強いもんな。。
特にやることは決めてなかったのですが、たまたま目に入ったフィルムミュージアムに行くことにしました。そういえばドイツ映画って全然知らないなーと。
これが思ったより良くてですね…。
レトロな無声映画時代から入って、現代まで。
展示がいちいちおしゃれー。 なにをかいてあるのかはいまいちわからないものの、視覚だけでもけっこう楽しめました。帰ったらドイツ映画史を勉強しよう。
ドイツの初期のスター女優に始まり…
コスモポリタン思想などを挟みつつ、戦争前後の頃誕生したスター女優に重点的にスポットを当てる展示。
上海エクスプレス、という映画に出た女優さんだそうで、日本風の衣装や中華衣装もありました。とにかくこの人、美しい。ハスキーな声で歌う、セクシー。
ていうかドイツの人とか欧米の人、本当に声高い女性ほとんど見ない。自分は地声がめちゃくちゃ低くてコンプレックスなのですが、あのハスキー声のセクシーさとか、低めの声で話す知的さとかを見るとなんだか嬉しくなりますねえ。
フィルムミュージアム(Arsenal - Institute for Film and Video Art E.V)
営業時間:??
住所:Potsdamer Straße 2, 10785 Berlin
ユダヤ人のための慰霊碑〜ブランデンブルグ門
そんな感じで期待せず入ったのにけっこう楽しめたフィルムミュージアムの後、ユダヤ人のための慰霊碑とブランデンブルグ門を目指して歩くことに。
約600万人以上が犠牲になったといいますが、こうしてみると本当に圧巻ですね。。
ここは2177基あるらしいです。
ここは足を踏み入れてもいいのですが、さすがに石の上に乗るのは禁止されているっぽいです。
そこからさらに進むと…
何やらデモが。イラン関係のデモのようでした。こちらに目を奪われて全く気づかなかったのですが、いつの間にやらブランデンブルグ門。
ここはベルリンの壁が立っていた場所。壁が崩壊するときに多くの人でここが占拠されたんだとか。
ブランデンブルグ門の周辺にはホーチミンのグエン・フエみたいな雰囲気が若干漂っており、何故か顔を白塗りにしたおばさんが「写真撮る?」と言ってくる。
ブランデンブルグ門は特に何かする場所でもなさそうだったので、とりあえずお昼食べてないことを思い出し、目の前にあるカレーヴルストを食べる。
…ジュースとポテトとカレーヴルストで8ユーロほど。
みんながカレーヴルストカレーヴルスト言うから食べたけどそんなに美味しいかな‥‥?食べた店が悪かった‥‥‥‥?
野外で寒すぎたのと、スズメに狙われてたのでゆっくり 楽しめなかったというのはあるかもしれないので、また別の店で挑戦したい味でした。
Hackescher Markt散策
そこから苦労しながら電車を乗り継いで、Hackescher Markt。
なんかオシャレなお買い物通りらしい!と聞いて降り立ってみましたが第一印象が
え!??新橋じゃないここ!!!?
高架下でビールだもん!!!新橋じゃん!!!!!!
Trip Advisorでも新橋のモデルかって言われている。
でもちょっと歩いたら確かにオサレ通りで、まんまとピアスを買ってしまいました。
EDWINはなんで1人だけ日本語対応しちゃったかな?
お買い物に疲れてカフェ休憩。
見た目はヒッピーっぽいが優しげなお兄さんのさわやかな接客にいやされつつ、2ユーロくらいのアメリカーノをいただく。
パソコン開いて作業している人が多く、ノマドカフェっぽい雰囲気です。
KAFFEEMITTE
営業時間:8時00分~19時00分
住所:Weinmeisterstraße 9a, 10178 Berlin
Hackesche Höfeのストリートアート
このアパートメントが一帯お店になってるとこ死ぬほどフォトジェニックだよ。びっくりしちゃった。
ストリートアートをバシバシ撮る。
ピアス買ったところ。
ここの中にアンネ・フランク記念館もあるのですが、そちらも月曜日お休みでした…。
ドイツの美術館・博物館は月曜日休みがち!覚えておいてください!
思ったより時間が余ったため、高架下の新橋を感じる店でビールをひっかけに行くことに。Brauhaus Lemke am Hackeschen Marktという長い名前。お店広いので、結構余裕持って入れると思います。
ドイツ初ビールだ!
うまい!!!!!!
本当に美味しいすばらしい。
ソーセージ3本とポテトをつけるのがお勧めだ!!と言われたのでその通りにしましたが、胃が破裂するかと思うくらいの量でしたのでお一人様には勧めません。
これで全部で20ユーロいかないくらいだったはず。
ちなみにこの横にBIOなんとかというスーパーマケットがあるので、ビールやお土産を安く買いたい方はこちらお勧めです。ビールが1ユーロくらいで売ってました。
Brauhaus Lemke am Hackeschen Markt
営業時間: 12時00分~0時00分(昼から飲める!)
住所:Dircksenstraße, S-Bahnbogen 143, 10178 Berlin
夜のお散歩をぷらぷらしてから帰宅。アンペルマンショップが至る所にあるので、ちょっと寄って買い物しました。
最終日はフェリーに乗ってもいいな。乗らなかったけど。
時差ぼけ抜けず、21時半ごろ就寝でした。