しんちゃお!
年明け早々クアンガイというなかなかマニアックなところは行ってきたのでレポです。
クアンガイとは?
クアンガイはベトナム中部の地域で、ベトナム戦争時にアメリカ軍が村人500人余りを虐殺したソンミ村があることで知られています。
2015年に高速道路が開通したので、ダナン から車で1時間ほどで行けるようになりました。観光地としてはこれから発展という感じの場所です。
ホーチミンからクアンガイ
私が住んでいるホーチミンからは、ベトナム国内線でChu Lai空港というところまでのフライトがあります。お馴染みのベトジェットです。今この記事を書いている時点で、帰りのベトジェットのフライトが2時間遅れです。この感じだと、多分あともう2時間くらい後ろ倒しになる気がしています。
Chu Lai空港からクアンガイの市内までは車で約1時間ほど。今回は知り合いの家にお邪魔したので、ホテルは無しです。
ミーケービーチ
クアンガイは将来のビーチリゾートとしても期待されているらしく、ビーチやアイランドがあります。私たちも今回行ってみましたが、冬なせいか海はそんなに嫌いではなく、むしろ荒れ狂ってました。
上記の写真はビーチですが、ちょっと加工をしてこの色合いです。実際はかなりどんよりしてました。
しかもビーチには打ち捨てられたメリーゴーランド。
写真をセピア加工したら世界の終わり感が出ました。
全く可愛くない乗り物選手権第2位くらいに入りそうです。
でもビーチの周りはたくさんレストランがあって、ご飯に困ることは無し!
貝が美味しい!
Chun Thien An
山を車で登ったところにパゴダがあるとのことで訪問。市内から車で30分くらいかな?
1627年に建てられた歴史ある建物です。
中には、、
大きな大仏さまとそれを囲う石像たち。
ていうかあらゆるとこに石像が置いてあります。しかもちょっとシュールで可愛いです。少なく見積もっても10体はありましたが、お気に入りだけ載せます。
膝を抱えた渋めの人(on 鹿)
ムキムキ
仏様あっため係
このパゴダ、割と広くて本堂は奥にあります。
この建物です。
中の御神体は撮影不可だったので撮りませんでしたが、ベトナム式に光ってました。ネオン仏。ピッカピカしてました。
仏様もいるけど、多分ベトナムの伝承で語られる?将軍も祀ってありました。こないだハノイの田舎に行った時もそうだったので、ベトナムは仏教と国の神話が一緒に祀られるのだと認識しています。日本で天照大御神が祀られるのと同じかな?
鐘。
唯我独尊像の前にいる、、鬼?
ベトナムの仏像はおめめがくりくりになりがちですね。
ブッダの話を聞く動物たち。
ブッダを支える猿。シュール。
全体的にラブリーな感じで、ちらほら外国人観光客もいました。
車でしか行けないので、チャーターするのが良いと思います。クアンガイの街並みを一望できるおすすめスポットです。
2日目クアンガイの朝ごはんはうなぎおかゆから
クアンガイの人たちは基本的に朝はあったかいものを食べるとのことで、朝ごはんにお粥を食べました。うなぎ!ほんのりカレー風味で美味しいです。
上に乗ってる黄色い粉はターメリックなので、これがそこはかとなくカレー味を醸し出していました。
コーヒーを飲みにカフェー(野外)へ。
伝統的なお茶が飲めるとのことで注文したら、
漢方茶?でした。クコの実とか、アプリコットとか、朝鮮人参が入ってる何とも健康的なお茶で、角砂糖を入れて飲みます。
一緒にポットが出てくるので、お湯を継ぎ足して継ぎ足しで半日くらい楽しめるらしい。
マイナスイオンたっぷりの滝チャンミンロンへ
市内から車で1時間ほど行ったところに滝があるとのことで出発!生憎の雨でしたが、小雨なので決行となりました。
場所はこの辺です。
Trang Minh Long Waterfall
ĐT625, Long Môn, Minh Long, Quảng Ngãi
098 635 94 52
山道を走ること約1時間、、吐き気を催しながら、、犬やバッファローを見ながら、、山を上ぼると!
入り口が!
人がいないからかチケットブースに誰もいませんでしたが、入場したらおばちゃんが後追いしてきて入場券を買えと。
4万ドンです。
入り口入ってすぐの橋を渡ると、滝を目指す道があるのですが、若干動植物園感があります。
なぜか猿もいます。
メインの滝!人がほぼいなくて静かだし、空気が綺麗でした!
マイナスイオンに科学的な根拠があるかどうかは知りませんが、非常に癒されました。ホーチミンではまず不可能な深呼吸を思う存分に行いましたよ。
この橋がぐらぐらしていて恐ろしい。
ハイシーズン(多分夏、7月くらい)には滝の周りでご飯を食べられるようです。橋を渡ったところに小さな小屋が見えますが、川のそばにあの小屋がいくつか点在しており、あの上でご飯を食べるらしいです。レストランも一つありました。
ちなみに入り口にカヤックをしている写真や、ライフジャケットも置いてあったので、多分何かしらのウォーターアクティビティもあるのだと思います。
ヤギもいるし
蛇までいて
安定の犬たちもいました。
景色は良かった。曇天なのが残念でした。山上には林業を営む人たちが住んでいて、長閑でのんびりしてました。何人かとすれ違ったけど、少数民族感がありました。あと異様に犬が多いです。
あとはもうローカルの人と会ったりお家でご飯をご馳走になったりだったので、他の観光地は行けず、、というかそもそもそんなに観光地っぽくないのでこれで十分楽しんだ感じです。
本当はソンミ村の博物館など行きたかったのですが、滞在場所からちょっと遠かったのと「こわいからやめといたほうが良いよ」とのことで行きませんでした。今回はクアンガイの人々と楽しむのが目的だったので、次ホイアンに行った時にでも足を伸ばそうかなと思います。
クアンガイの観光のオススメの時期は?
もしクアンガイに観光に行こうと思っている場合は、海が綺麗な夏がおすすめです。また、リゾートを楽しむならクアンガイから程近い島であるリーソン島が良いとのこと。
今回は友人に案内してもらったので、タクシーやホテルの情報がひとつもかけませんでしたが、タクシーはそこそこ走ってるようでしたので足がなくて困るということはそんなに無さそうです。
ちなみに空港は割と綺麗だし、人が圧倒的に親切!!